『第15回未来のお医者さん・看護師さん作文コンクール』
入賞作品一覧
藤沢 華 様(東京都 小学校4年生)
「笑顔でなおす」藤沢 華病院には、色々な科があります。カゼをひいておなかが痛かったり熱が出たりした時は内科。私たちだったら小児科に行きます。ケガをした時は外科。ケガで骨をみてもらう時は整形外科に行きます。それぞれの専門の先生が治療してくれます。
私はその中に「笑顔科」という科を作りたいと思いました。なぜかというと、私のおばあちゃんがよく「痛い痛い」と言って足をさすって苦しそうな顔をしているからです。お薬を飲んでもシップをはってもなかなか痛みがとれないみたいで、見ていてかわいそうな気持ちになります。私に何か出来ることはないかなぁと考えてみました。その時おばあちゃんが痛いと言わないで苦しい顔もしていな時があることを思い出しました。それがいつかと言うと私が学校での出来事を話したり、がんばったテストを見せたり得意なダンスを見てもらったりしている時です。あと。おばあちゃんが自分の昔の思い出話をしている時や好きな歌を聞いている時です。これらの時のおばあちゃんはいつも笑っています。「あっ笑顔だ」と思いました。笑顔でいる時は痛いこと忘れて苦しい顔もならない。楽しい気持ちの方が勝っているんだと思いました。笑い声は、心にきく痛み止めなのかもしれないなぁと感じました。
だから私は将来、痛みや苦しみを消すことの出来る笑顔科の看護師さんになりたいと思っています。