『第8回未来のお医者さん・看護師さん作文コンクール』入賞作品一覧
|
『第8回未来のお医者さん・看護師さん作文コンクール』 入賞作品一覧
中川 寛達様(岐阜県 小学校6年生)
「未来のお医者さん」
中川 寛達
ぼくのおじいちゃんは、4年前にクモ膜下出血で倒れ、以来、ねたきりになってしまいました。そんなおじいちゃんをおばあちゃんが家で介護をしています。だけど、おばあちゃんも、介護のつかれから最近足腰が悪くなってしまい、今度腰の手術をすることになりました。おばあちゃんはおじいちゃんの定期検診の時には、いつも、自分より重いおじいちゃんを着替えさせ、足の不自由なおじいちゃんをひとりで車イスに移していました。お父さんは、そうしたつかれからおばあちゃんの足腰が悪くなったとぼくに話してくれました。
ぼくは、その話を聞いて、おばあちゃんがおじいちゃんを車イスにのせたりすることは大変だから、お医者さんが来てくれるといいのにと思いました。そのことをお父さんに話すと、お父さんは
「お医者さんが足りないし、儲からないからムリだ。」
といいました。だけど将来、スカイプなどてお医者さんの診察ができたらいいといいました。するとお父さんは、
「将来、看護師さんに権限が与えられたり、ITが普及したらそういう診察もできるかもしれないな。」
といいました。
ぼくは、将来、ぼくが住んでいる飛騨高山のような山村で活躍できる在宅医療を専門とするお医者さんになりたいなと思いました。宮沢賢治の「雨ニモマケズ」の詩にあるようなひたすら、困っている人のために一生懸命働くことができるお医者さんになりたいです。医学の知識はもちろん、ITの知識を身に付けたり、体力作りもして色んな形で、在宅で病気と闘っている患者さんやお年寄りの身近によりそうことのできるお医者さんになりたいです。そのためにも、最後の小学校生活を大切に過ごしたいです。
石橋 哲也様(東京都 小学校5年生)
「心によりそうお医者さん」
石橋 哲也
ぼくの家の近くの小児科は、年中無休です。お盆も、お正月も、土、日、祝日も休みません。先代からずっとそうで今も毎日たくさんの病気になった子供を元気にするために、休む事なく診察してくれます。ぼくはそういうお医者さんの事をすごいと思いました。
ぼくは、生まれてすぐにおなかの手術をしました。腸が動かない病気かもしれないとうたがわれて3ヶ月も大学病院に入院しました。集中治療室での治療が続き、お父さんとお母さんもとても心配したそうです。でも、腸が正常に動き始め長い検査の結果、異常がない事が分かりました。お医者さんも不思議だと首をかしげていたようです。ぼくも、小さい体でがんばったそうですが家族やたくさんのまわりの人たちが、励ましてくれて応えんしてくれたおかげで元気になったのだと思っています。
退院してからぼくは、かぜ一つひかないで毎日元気に学校に通い地域では少年野球もやっています。
ぼくが大学病院の、集中治療室に入院していた時にはたくさんのお医者さんや看護師さんがチームになって治療をしてくれたそうです。交代で夜もねないで24時間面どうを見てくれました。ぼくは赤ちゃんだったので全然覚えていないけど、そういう事があったと聞いてありがとうという気持ちでいっぱいになりました。
休む事なく病気の人の心によりそってつくしそして、治療だけではなく心から励ましまごごろをいっぱい送るお医者さんがしょう来ふえたらいいなと思いました。
|
|