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プレスリリース : 個人向け健康情報管理サービス「ポケットカルテ」が 「MCPC award 2009」でモバイルコンシューマー賞を受賞
投稿者: sumioka 投稿日時: 2009-3-23 10:13:02 (13330 ヒット)

2009年3月23日

各   位
特定非営利活動法人 日本サスティナブル・コミュニティ・センター
株式会社アピウス
株式会社メディカルコミュニケーション


個人向け健康情報管理サービス「ポケットカルテ」が
「MCPC award 2009」でモバイルコンシューマー賞を受賞

〜「モバイルを活用したより安心・安全な地域医療環境の実現」をさらに加速〜


 特定非営利活動法人 日本サスティナブル・コミュニティ・センター(代表理事:新川 達郎)の健康・医療・福祉分野情報化プロジェクト「どこカル.ネット」と株式会社アピウス(東京都千代田区、代表取締役社長:塚田 智 以下、アピウス)、株式会社メディカルコミュニケーション(東京都港区、代表取締役社長:田中 宏 以下、メディカルコミュニケーション)が株式会社ウィルコム(以下、ウィルコム)と共同開発した個人向け健康情報管理サービス「ポケットカルテ( http://pocketkarte.net )」が、3月19日に開催された「MCPC award 2009」表彰式にて、モバイルコンシューマー賞を受賞しました。

受賞理由 mcpcphto
 「ポケットカルテ」は、モバイルを利用し、医療機関、利用者の双方にとってより安心・安全な医療環境の実現を目指すとともに、国家的な課題である医療費の削減や、予防医療・遠隔医療の促進、地域医療の再生など医療分野のICT化を推進しています。今回の受賞は、この取り組みを評価されてのものとなります。

 「MCPC award 2009」では、39の応募事例の中から、グランプリ(大賞)/4候補、特別賞/6候補、奨励賞/10候補が選定されます。3月19日に開催された「MCPC award 2009」表彰式にて、事例の発表を行い、「ポケットカルテ」は最終審査によりモバイルコンシューマー賞を受賞しました。(写真右:北岡有喜顧問)

 「MCPC award」は、業界を超えたモバイルコンピューティングの普及促進団体であるMCPC(モバイルコンピューティング推進コンソーシアム、会長:安田 靖彦)の主催する今年7年目を迎えるアワードです。モバイルコンピューティングの導入により高度なシステムを構築し、「業務効率化」「コスト削減」「売上拡大」や「モバイル技術の効果的活用」等、成果をあげている企業や団体等の事例を、今後導入を検討しているユーザーの手本として、顕彰するものです。

 「ポケットカルテ」は、正式サービスを開始した2008年10月1日から4ヶ月間(1月末時点)で、10,000ユーザーを突破しております。


 「ポケットカルテ」を推進する4社は、今後もユーザーおよび対応施設の拡大、機能の拡張を推進し、いつでも、どこでも、だれでも、安心・安全で質の高い健康・医療・福祉を受けることの出来る環境を整備していきます。

 「ポケットカルテ」では、現在、特定健診結果の管理、紹介状(診療情報提供書)の管理の機能を提供しています。今後、以下の機能を順次追加していき、日常および緊急時に必要な医療・健康情報を即座に取り出せるサービスとして拡充、更なるユーザーの獲得を目指します。
 1. お薬手帳機能のモバイル対応 お薬の服用管理をモバイルから簡単に行うことができます。
 2. お薬検索の機能充実 パッケージ等が存在していなくても、お薬の外観から薬を検索して、効能や飲み合わせ情報を確認できます。本機能もモバイル対応予定です。
 3.アピウス提供の電子カルテ「エクリュ」にポケットカルテの電子カルテ管理フォーマット(CDAR2)が対応予定となっており、全国100以上の医療機関での電子カルテ情報をポケットカルテを通じてユーザー自身が管理することを可能にします。


【報道関係者 お問合せ先】
ポケットカルテ  pocketkarte_support@dokokaru.net
株式会社アピウス 営業部  info@apius.com
株式会社メディカルコミュニケーション 広報室  (03) 5776 - 6255


【ご参考】
<ポケットカルテの開発の背景>
 わが国では、他の先進国に例を見ない早さで高齢化が進展しており、疾病の治療、介護等社会保障にかかる社会的負担が急速に増大しつつあります。また、特に地方や特定診療科における医師の不足、病院の診療科の閉鎖などは地域医療に大きな影響を及ぼしており、国家的な課題となっております。また 2008年4月から厚生労働省は特定健診・特定保健指導を開始し、この診断情報も電子化されることが決定しています。このような背景の中、どこカル.ネット担当顧問 北岡有喜の発案・企画・呼びかけにより、利用者の健康情報を電子化して一元的に管理し、容易に閲覧可能とすることで更なる医療サービスの向上、また個人の健康管理に貢献するサービス「ポケットカルテ」を4社共同で開発しました。

<サービスの概要>
■お申し込みサイト URL: http://pocketkarte.net
■サービスの対象者
・ウィルコムのPHSを利用しているお客さま
ポケットカルテ対応したウィルコムのブラウザ機能搭載のPHS電話機であれば、モバイル用の全機能(ユーザー登録・カルテ閲覧)をご利用できます。
・携帯電話3社をご利用の方
インターネットに接続可能な携帯電話をご利用であれば、携帯電話からユーザー登録を行うことができ、登録した情報を元に自宅等のPCからサービスの利用が可能です。
※外出先(医療機関など)においては、PHSからのみカルテの閲覧・が可能  ※一部の携帯電話に非対応

「ポケットカルテ」を活用することで」
■利用者は
・いつでもどこでも自身の健康情報の閲覧・メンテナンスが可能となり、ご自身の健康管理が容易に実現します
・転院などの際にも再検査などに煩わされず、効率的な診察が受けられます
・担当医の診療方針などについて他者に意見(セカンドオピニオン)を求めやすくなり、安心・安全な受診が可能になります
・蓄積された個人の健康情報にもとづいた予防医療サービスも構築していくことで、健康管理のためのアドバイスが受けられるようになります
■医療機関は
・患者さまの病歴などを容易、且つ正確に把握できる環境が整い、さらに質の高い医療を迅速に提供することが可能になります
・救急現場等では迅速な現場処置が可能になり、救急隊員と医療機関の連携を助けます
■国家的な課題の解決として
・蓄積された健康情報を統計的に分析することが可能となり、医学の発展に貢献します
・他医療機関での診療情報を確認できるため検査や投薬の重複が無くなり、医療費の圧縮が見込めます

■サービス概念図


MCPCについて
 MCPC(モバイルコンピューティング推進コンソーシアム 会長:安田靖彦)は、業界を超えたモバイルコンピューティングの普及促進団体として1997年に発足いたしました。端末インターフェースガイドライン及びBluetooth など多数の標準化作業をはじめ、「セキュリティ対策ガイド」発行、「MCPCモバイルソリューションフェア」開催、「モバイルシステム技術検定」実施などを通して、モバイル市場の拡大に貢献しております。MCPC加盟企業 168社(2009年2月28日現在)

どこカル.ネットについて ( http://www.dokokaru.net/
 「どこカル.ネット」プロジェクトは、質の高い医療を誰もが受けられるようにという考えから、医療機関の情報化についてのコンサルティング、電子カルテの要件定義や導入の支援を行っています。 「ポケットカルテ」はどこカル.ネット担当顧問 北岡有喜の発案・企画・呼びかけで開発が始まりました。 アピウス、メディカルコミュニケーション、ならびにウィルコムは、どこカル.ネットプロジェクトに参加しています。

アピウスについて ( http://www.apius.com/
 アピウスは亀田総合病院をはじめとする医療現場での経験を生かして開発されたWeb型電子カルテシステム「エクリュ」を通じ、患者さま中心の医療と医療の質の向上に役立つサービスの提供を目指して医療のIT化推進に積極的に取り組んでいます。 今回、アピウスは「エクリュ」と「ポケットカルテ」を電子カルテの標準形式(HL7 CDA R2形式)に対応させることで医療機関とポケットカルテとのサービス接続の取り組みを進めています。 この標準形式は厚生労働省が開始した特定健診にも採用されています。

メディカルコミュニケーションについて ( http://mdcm.jp/
 メディカルコミュニケーションは「健康を身近に」をモットーに、いつでも健康で元気でいるために自身の健康情報を携帯で管理し、日々の生活の中で活用可能なサービスを提供しています。 豊富な携帯サービスのノウハウを元に、「ポケットカルテ」のサービス開発や普及をサポートしています。
 なお、2009年4月1日より、メディカルコミュニケーションは、全事業を親会社である株式会社フェイスへ譲渡し、同社より従来通りのサービスを提供します。今後も、ユーザーニーズにあわせたサービスの拡大、お客様満足の向上を図ってまいります。
詳細は、1月27日発表のプレスリリースをご覧ください。( http://www.faith.co.jp/ir/doc/090127_realignment.html



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