日本にはいくつか「地域医療情報ネットワーク」の試みがありますが、どこカル．ネットは、近年、少しずつ普及しはじめた医療機関毎の電子カルテシステムをインターネット上で安心･安全に相互利用するための仕組みをつくることで、いつでも、だれでも、どこでも、安心安全で質の高い医療を受けることが出来るような（すなわち、どこでもカルテが見ることが出来るような）地域の情報化を住民の手で実現しようというプロジェクトです。住民自らがつくる様々な健康･医療･福祉情報インフラ整備プロジェクトとして、どこカル．ネットは世界に類をみない取り組みであり、経済財政諮問会議で取り上げられるなど注目されています。
「どこカル．ネット」プロジェクトは、ただ単にセキュリティの高い地域医療情報ネットワークのハードウェアやソフトウエアを提供するだけではありません。どこカル．ネットでつながれた情報技術と人のネットワークを活用した様々な健康･医療･福祉情報を相互有効利用可能な形で一人一人の住民にテーラーメイドで提供することで、新時代のライフスタイルを提案しています。
